知立熱血人生 今もなお健在

ズームUPぴーぷる

元中学教師/ペタンク全国大会出場者
水野 栄三さん

 「知立に来られるうちはまだまだ。もう一度ペタンクで全国大会出場を狙っているよ」。自宅の豊橋市から毎日のように電車で知立に通い、ペタンクを練習したり、教え子の喫茶店を手伝ったり。ペタンクでは全国大会に10回以上出場し、日本一にも。知立西小でも児童らに楽しさを広めています。
教員時代は自他共に認める熱血教師。昭和35年に体育教師として知立中に赴任。「当時は生徒がかなり荒れていてね。学校を立て直すために知人を介して知立中に勤務したのが知立との縁の始まり」
 新設されたばかりの竜北中では、伝統になるものをと「神舞体操」を考案。再び知立中に戻り、教員生活を終えました。
 退職後は市の体育指導員をし、ニュースポーツとして紹介されていたペタンクに出合い熱中。「顧問だったバレー部では県で2位が最高だったから、ペタンクでは優勝してやろうと一生懸命やってきた」
 3年前に脳梗塞を患い、読字障害が残っていますが、「教え子が顔を見せてくれるのはうれしいね。知立に来れば元気になれる。面白い知立の人生をもう少し頑張ってみようと思う」。豊橋市在住。

知立くらしのニュース2020.06.26掲載

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