安城で昭和のSPレコード鑑賞会

古関メロディーを特集

 蓄音機で懐かしい歌謡曲や唱歌を楽しむ「昭和のSPレコード鑑賞会」が7月31日午後1時30分から、安城市桜井町の桜井福祉センターさくらホールで開かれます。観覧無料。

 市内の水上保之さんが企画しました。優しく温かみのある音色とメロディーが好評で、今年で3回目。所有する蓄音機とSPレコードを持ち込みます。

 今回は、NHK連続ドラマ小説「エール」の主人公のモデルで、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而さんの作品を特集。水上さんが250枚あるSPレコードの中から探し出し、「長崎の鐘」「とんがり帽子」「若鷲の歌」など16曲を聞いてもらいます。

 古関さん自身がハモンドオルガンを演奏する「イヨマンテの夜」も紹介。特別企画として、1964年の東京五輪開会式のラジオ実況をオープンリールテープに収録した音源も公開します。水上さんは「蓄音機の生の音に癒やされてもらえれば」と話します。

 入場人数を制限し(先着25人)、来場者にはマスク着用と手指消毒、記名を呼び掛けます。

【「今話題の古関さんのレコードを選びました」と笑顔の水上さん】
(このイベントは終了しました)

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