知立弘法さん「寺の市」10周年

次回18日 新たな取り組みで充実図る

【新しいスタッフを加わった「寺の市」】

 毎月第3日曜に開かれている「弘法さん遍照院『寺の市』」(弘法町)が、10月で10周年を迎えました。10月18日は、境内や駐車場に70店以上が並び、歌や和太鼓で会場を盛り上げます。午前9時~午後0時30分。雨天中止。
 「本来なら大々的なイベントで祝いたいところ。コロナが落ち着いたら盛大なイベントを開きますのでしばらくお待ちください」と主催する弘法発展会寺の市実行委員会・梨本二郎代表。新たな取り組みも始め、9月から「アンテナショップ」と称して、出店に不慣れな人に代わって委員会スタッフが販売。地元の人にも気軽に店を出してもらえる市を目指しています。
 寺の市は平成23年10月にスタートした「軽トラ・てづくり市」が前身。道路に
も店を連ねた「弘法笑店街『道の市』」を経て、同31年に現在の形に。企画・運営もボランティア団体・バザール知立から地元の同会に渡り、町内会や主婦、大学生ら有志もスタッフに加わりました。
 今年に入り、新型コロナや天候の影響で中止が続きましたが、SNSで集客も上昇、出店者も増えています。
 梨本代表は「続けられているのはスタッフのおかげ。地元の人たちから『やってね』と言われるのもうれしい。これからもお客さんに楽しんでもらえる市にしていきたい」と話します。

知立くらしのニュース2020.10.09掲載

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