龍馬介し知立の歴史に触れる

ウオーキングイベントで絆アップ

【龍馬も歩いた東海道五十三次を歩く三河龍馬会のメンバーたち】

 「NPO法人三河龍馬会」が3日、「龍馬と歩く東海道五十三次池鯉鮒宿界隈」と題してウオーキングイベントを初めて開きました。
 幕末の志士、坂本龍馬を顕彰する同法人。龍馬が5回ほど歩いたとされる東海道松並木に龍馬像建立を目指しています。
 20人が参加。市観光ガイドボランティアの会の石川峯夫会長が史跡などを案内、知立の偉人で自由民権家の内藤魯一の子孫・清水恭輔さんも同行しました。コースは名鉄三河八橋駅から知立神社までの約10キロ。八橋かきつばた園や遍照院、内藤魯一像(猿渡公民館)、池鯉鮒宿本陣跡、知立古城跡などを巡りました。
 東海道松並木には、3月にお披露目した龍馬像を簡易的に設置し、市のキャラクター「ちりゅっぴ」とともにお出迎え。会員らは「ここには龍馬像が似合う」と言いながら記念撮影をしたり、龍馬像をじっくり眺めたり。建立実現への意識を高めていました。
 「こんなにたくさん史跡や観光スポットがあるとは知らなかった」と市外の参加者。
龍馬魂を子どもたちに教えている信原玲子理事長は「古い歴史から幕末、現代につながっているとつくづく感じ、子どもたちにも伝えたい。会の恒例にもしたい」と達成感を味わっていました。

知立くらしのニュース2021.05.28掲載

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