環境に優しいローゼル植栽

地域活性化プロジェクト SDGsに感心持って

 SDGs(持続可能な開発目標)に関心を持ってもらおうと、西中町の市民団体「NOBIX地域活性化プロジェクト」(信原眞治代表)が3日、同町の遊休農地に「SDGs バイオ&フルーツガーデン」を開設。地元の親子らがローゼルの苗45本を植え、メダカ100匹を放流しました。
 信原代表は「ホタルが飛び交う〝里町〟づくり」を目指して2009年、遊休農地にビオトープを造り、ホタルの放流などを展開。二酸化炭素の吸収率が高く、食材にもなる西アフリカ原産アオイ科の多年草・ローゼルも栽培し、今年は、計85本を植栽。
 この日植えたローゼルには、11月の収穫が楽しみになるよう、それぞれの名前を書いた札を付けました。
 5年生の佐伯優多君は「ローゼルが大きくなって、メダカも増えてほしい」。浦本疾風君は「地球温暖化問題に興味があるから植えられて良かった」。
 ガーデンでは、レモンやサクランボなど果樹約200本も栽培。信原代表は「人と生き物が共生できるよう環境問題に取り組んでいる。今日は子どもたちの笑顔も見られてうれしいね」と話しました。

知立くらしのニュース2021.07.23掲載

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