コロナ禍 手作りの間仕切り設置

コロナ禍での挑戦
北海道ジンギスカンKamui(カムイ)

【テーブルなどを念入りに消毒し、緊急事態宣言解除後に備える店長】

やれることを確実に

 知立駅北側の名鉄本線と三河線の間にある北海道直送のジンギスカン(羊肉)が人気の店。夜になるとたくさんのちょうちんがともり、客を迎えます。
 緊急事態宣言中は休業。「鍋はゆっくり時間をかけて楽しむ料理。夜8時までで、酒類も提供できないのでは営業が難しい」と鈴木琢磨店長。酒類が提供できるまん延防止措置発令時は午後9時まで営業していました。
 個室は消毒、換気を徹底。屋外のテラス席は、手作りのパーテーションでテーブルを囲っています。「もともと手作り感満載が特徴の店。テラス席は換気が十分できているので、暑い夏以外は人気があります」。それでも以前のような活気は戻らないと言います。
 客層にも変化が見られ、団体での来店は減り2~4人連れが主に。「カップルのお客さまが増えました。皆さん静かに食べられ、コロナ感染に対する意識が高いと感じます」
 緊急事態宣言の解除を待ち望む鈴木店長。「早いところ終息してくれるといいですが、これからも付き合っていくことになるのかなあ」とため息。「今は消毒、換気など、やれることを確実に行い、お客さまに安心して来ていただけるよう努めるだけです」と気持ちを引き締めます。

知立くらしのニュース2021.09.24掲載

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