豊臣秀次の実像を探る

10月9日から刈谷市歴史博物館で企画展

 刈谷市歴史博物館で10月9日から、企画展「豊臣秀次―刈谷に新時代をもたらした関白殿下―」が開催されます。11月21日まで。
 秀次は、豊臣秀吉のおい。天正18~文禄4(1590~95)年に尾張国を領していましたが、刈谷を含む西三河の一部も治めていました。今年は秀次の関白任官から430周年。「暴君」と誤解されがちな秀次の実像を探り、関連する絵巻や浮世絵、古文書など37点を展示。この地域に与えた影響(近世化の進展)も紹介します。
 観覧料は一般300円(高校生以上)、中学生以下・障害者無料。講演会や学芸員によるギャラリートークなども予定しています。月曜休館。問同館TEL0566-63-6100

【月岡芳年「月百姿」刈谷市歴史博物館蔵】

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