定年後の〝参考書〟として執筆

ぴーぷるズームアップ
電子書籍『気の向くままに~人生は人とのすれ違い』を出版
西川 憲治さん(86)

 75歳の時に自費出版した自叙伝を電子書籍化(アマゾンキンドルストアで発売)。「手元の本がわずかになり、記念に残したかった。せっかく持っているスマホも活用できるしね。同年代の人にもパソコンやスマホで読んでもらいたい」
 離れた知人にも気軽に本を紹介できるのも利点で、感想などの手紙が届くのも楽しみです。
 これまでの人生が何であったのかを振り返り、残りの人生をどう過ごすのかを考えてみたいと執筆。11年たった今も「気持ちは何も変わらない。定年後の生き方の参考にしてもらえれば」。
 中学・高校を運営する学園に勤め、75歳で完全に仕事を引退。同著はその頃に書き、若い頃、教材作りに携わっていたノウハウも生かしました。
 退職後は、出版物の制作で撮ることもあった写真を本格的に開始。コンテストで賞に入る腕前になり、最近は近場の朝の風景を撮るのが日課。ブログやフェイスブックで公開しています。
 「時間はあるけど体力がない」とぼやきながらも、「賞に入るとうれしいからまた頑張ろうってね。2012年から書いているブログも本にしたい」。

知立くらしのニュース2021.10.8掲載

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