遍照院で幻想的な夜市

「寺の市」のメンバーが祈りのキャンドルでもてなす

【灯籠とキャンドルで照らされた境内】

 弘法大師の命日前日の9月26日、弘法町の遍照院(弘法さん)で、弘法発展会主催の「寺の夜市~祈りのキャンドルナイト」が、「千燈供養祭前夜祭」と同時開催されました。
 千燈供養祭は、先祖の供養や健康・交通安全など願いを込めた灯籠を奉納する行事。境内には大小さまざまな灯籠がささげられていました。
 幻想的な雰囲気の境内に多くの人に足を運んでもらいたいと夜市を計画。参道に並べたキャンドルと、キッチンカーやハンドメードの店約20店が来寺者をもてなしました。
 「みんなが幸せに過ごせますように」「コロナが早く終息しますように」などと、来寺者が紙袋に願い事を書いたランタンも並んでいました。
 「お客さんがたくさん来ていて驚いた。みんな楽しそうですね」と80代の男性。寺の市の梨本二郎会長は「コロナ禍ですが、スタッフのチームワークで開催できました。境内の素晴らしい光景を多くの人に見てもらえたのも良かった」と話しました。
 次回の「寺の市」は11月21日午前9時~午後1時、遍照院で開催。

知立くらしのニュース2021.10.22掲載

関連記事一覧