三河岳精会が45周年〈知立〉

記念の吟道大会で祝う

【吟詠する深浦会長㊨】

 創立45周年を迎えた岳精流日本吟院三河岳精会が12月18日、ホテルクラウンパレス知立で、記念の「吟道大会」を開きました。
 同団体は、本年度の知立文化賞を受賞した深浦精正会長により1977年に発足。最大時には約300人の会員を擁する県下最大の団体に成長しました。
 同大会には、会員の他、同吟院総本部の横山精真宗家や近隣の岳精会など約200人が出演。詩や和歌、漢詩などの心情や情景を表現するように、鍛えたのどを披露しました。
 深浦会長は作詞家・丘灯至夫作の『日本を愛す』を吟詠。参加者らも一緒に吟じる大合吟となり、歌声が会場に響き渡りました。
 「コロナ禍でも開催できてありがたい。これからも自らを磨きながら、後継者育成に努めていきたい」と深浦会長。「5年後の50周年は、以前のように1000人規模で盛大に祝いたい」と切望しました。

知立くらしのニュース2023.02.10掲載

関連記事一覧