江島瀬奈さんがチアで金メダル

「こん身のエアリアル決まった!」

小原杏稟さんは3位入賞

 刈谷市の出身の高校生江島瀬奈さん(1年)と、中学生小原杏稟さん(1年)が、4月にアメリカ・フロリダ州のディズニーワールドで開催されたダンス世界大会のチアダンス部門でメダルを獲得。6月26日、市役所で金原宏教育長に結果を報告しました。

 人は大府を拠点に活動するクラブチーム「SPG チアダンスプロジェクト」に所属し、国際大会初出場。江島さんはダンスワールド大会のシニア・スモール・ポム部門に8人編成のチームで出場し、金メダルに輝きました。

 アクロバティックな技を織り交ぜた約2分間の演技で、世界各国から選ばれた33チームの頂点に。「こだわって練習した、手を着かずに側転する『エアリアル』が決まった」と振り返り、「海外選手のダイナミックな演技に圧倒された。日本人選手は小柄な体格を生かした軽やかさが魅力だと思う。来年も、あの場所に立ちたい」と目を輝かせます。

 小原さんはダンスサミット大会のジュニア・ポム・スモール部門に10人チームで挑み、23 チーム中3位入賞。メンバー最年少ながら活躍しました。「飛行機のトラブルでアメリカ到着がギリギリに。全員が動揺していたけど、本番では私たちの持ち味でもあるターンがぴたっとそろった。結果を残せてうれしい」。メダルの色には悔しさをにじませ、「来年はシニア部門で世界へ」と、さらなる高みを目指します。

【教育長の両側に並んでポーズをとる江島さん㊧と小原さん】

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