全国バドミントンで銀

築地町の武田夫妻

 全日本シニアバドミントン選手権大会70歳以上混合ダブルス戦が3~5日、北九州市で行われ、刈谷市築地町の武田正雄さん(76)、京子さん(74)夫妻が準優勝を飾りました。
 同部門には37組が出場。武田ペアは3回戦で接戦を制し、その勢いのまま決勝戦へ。対戦相手は、過去にも優勝を争ったことのあるペア。これまで2戦して一度も勝てたことがない東京代表とネットを挟みました。
 京子さんが得意のサイドバックを効かせて積極的に攻め込み、正雄さんは巧みな球さばきで「相手がスマッシュを打ちにくい」試合を展開。1対1で迎えた第3ゲームでは先にマッチポイントを取り念願の優勝を目の前にしました。しかし、相手の猛反撃で3度目の黒星。二人は「またやられた。強かったね」と顔を見合わせます。
 共に豊田自動織機バドミントン部出身。結婚3カ月前の実業団の大会で初めてペアを組み、以降、国内外の大会に出場して数々の戦績を残してきました。
 「年を重ね戦い方は変わったが、変わらないのは相手への信頼感。これまで言い合いになったことはありません」と笑みを交わす二人。「来年こそは!」と目を輝かせます。

【賞状とメダルを手に笑顔の武田夫妻】

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