松應寺 希望の白いフジが見頃

【松應寺境内に咲く白いフジ=4月18日撮影】

 岡崎市の松本町にある松應寺で、珍しい白いフジの花が見頃を迎え、甘い香りを漂わせています。

 同寺は1560年、徳川家康が父・松平広忠菩提のために建立。太平洋戦争末期の1945年7月の岡崎空襲で、境内のほぼ全域が壊滅的な被害を受けました。白いフジは、当時の住職が「皆に明るい気持ちや希望を持ってもらおう」と、終戦直後に植えたものです。

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