「刈谷英会話の集い」50年

語学でつながる交流の場所

英語を学ぶ楽しさと会員の交流を大切にする愛知県刈谷市の「刈谷英会話の集い(LEG)」が今年、発足50年を迎えます。
 講師を置かずに会員同士で学ぶスタイル。「アンディ」「ジュン」などニックネームで呼び合う和気あいあいとした雰囲気の中、各自が主体となって、LEGという活動の場を全員で楽しんでいます。
 「トミー」こと鈴木豊美代表は「50年続いたのは、英語という言語を通じて、自分とは違う世代や経歴、趣味を持った人たちとつながる場所でもあったから。互いに刺激し合いながら、視野を広げてきた」と半世紀にわたる活動を振り返ります。


 市民講座の修了生で1975年に発足。現在の会員は洋楽から英語に興味を持った人、バックパッカーで世界を旅した人、家族と海外生活を経験した主婦など60〜80代の13人。
 毎週水曜の夜、刈谷市国際交流プラザで開く定例会で、各自の体験や思いを英語で語る「2分間スピーチ」やラジオの教材を使ったりして独自のプログラムに取り組む一方、市外に出かけて終日英語で過ごす体験や、英語劇にもトライしています。


 仲間が会話に詰まったり、間違えたりしても、「Hold on(続けて)」と笑顔で応え、「スピーチの準備が脳トレになる」「自分から外国人に話しかけられるようになった」とポジティブな会員たち。「若い方にも、のぞいてもらえたら」と参加を呼びかけています。
 問い合わせは鈴木代表:メールtommy2000@katch.ne.jp

【互いをニックネームで呼び合うLEGの皆さん】

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