知立の歴史ぶらり探訪・翁のいざない

第12話(前編) 映画全盛時代

 今も「劇場通り」の名前が懐かしく残る中山町界隈(かいわい)。かつては〝知立のブロードウェー〟と呼ばれたこともあるとか!
 東洋一と称された東雲座(しののめざ)が誕生したのは1901(明治34)年。その後知立劇場と改称して、50(昭和25)年から映画館に衣替え。52(同27)年にはオリオン座、55(同30)年には第一劇場が開業。3館が競い合って娯楽の王様・映画人気を支えたのです。
 映画全盛時代の私的〈名画ベスト6/邦画部門〉は『生きる』『七人の侍』『用心棒』(黒澤明監督)、『東京物語』(小津安二郎監督)、『東京オリンピック』(市川崑監督)、『野獣死すべし』(須川栄三監督)ですがいかがでしょう? 名画に散りばめられた名場面、名台詞!  映画評論家・故水野晴郎さんの十八番をお借りすれば「いやあ、映画って本当にいいもんですねえ」。

 (坂之上九門)

【現在の〝知立のブロードウェー〟】

(知立くらしのニュース 2013.2.16 掲載)

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