日本女性会議2020あいち刈谷

11月13~15日 初のオンライン開催

 「日本女性会議2020あいち刈谷」(同実行委員会、刈谷市主催)が11月13~15日、オンラインで開催されます。国内最大級の男女共同参画イベントですが、もうちょっと詳しく知りたいという声も。素朴な疑問をまとめてみました。

【刈谷市内の公共施設などで配布しているパンフレット】

 ―「日本女性会議」って何?
 男女共同参画に関わる問題を社会全体で共有することを目指して、働き方や家族、地域活動、暴力など、さまざまな問題をジェンダー(社会的性別)の視点からみんなで考えるイベントです。1984年に名古屋で第1回大会が開かれ、今回で37回目。コロナ禍で表面化した課題、テレワークをはじめとする新しい働き方や生活様式など、今だからこその視点を加え、議論を深めます。

 ―具体的には何が行われるの?
 講演会やシンポジウムの他、多様性や防災などをテーマにした分科会があります。13日は、昨年4月の東京大学の入学式祝辞で話題になった社会学者の上野千鶴子同大名誉教授が「コロナ禍とジェンダー」と題して講演。14日はNPO法人全国骨髄バンク推進連絡協議会顧問で、慢性骨髄性白血病を克服し日本初の骨髄バンク設立の流れをつくった大谷貴子さんが話します。
 14日にはシンポジウムもあり、スポーツ文化ジャーナリストの宮嶋泰子さんが講演。リオデジャネイロ五輪7人制ラグビー日本代表で愛知教育大学出身の兼松由香さんら4人がシンポジストとして出演します。今回は新型コロナウイルス感染防止のため、すべてパソコンやスマートフォンで視聴するオンラインで実施します。

 ―参加費は?
 一般2000円。学生無料。参加費は事前の支払いです。

 ―複数人で一緒に見てもいい?
 1台のスマートフォンやパソコンの画面を、家族や友人らと一緒に見ることはできます。各自で三密対策をお願いします。視聴する人数分の参加申し込み(参加費も全員分)が必要です。

 ―オンラインって画面を見てるだけ?
 分科会の一部は参加者がテーマに沿って意見交換するグループワーク形式になっており、他の参加者と意見交換できます。聴講型の講演もチャット機能を使い、質問したり感想を述べたりすることも可能です。

 ―パソコンやスマホが不慣れで、視聴できるかどうか心配です
 事務局(刈谷市市民協働課TEL0566-95-0002)では、サポート体制を整えています。「困り事があれば、何でもお気軽にご相談ください」と、担当職員は呼び掛けています。

申し込み方法

パソコンやスマートフォンから公式ホームページhttps://jwc2020aichika
riya.jp/
)にアクセスし、画面の指示に従って申し込んでください。締め切りは11月6日。
 参加費の納入(クレジット決済、コンビニ支払い、インターネットバンキング/ペイジー支払い、銀行振込)が確認できた人から、視聴に必要な情報(視聴テストの案内や当日の視聴方法など)をメールで送ります。

(刈谷ホームニュース2020.10.23掲載)

(このイベントは終了いたしました)

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